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一級建築士が考える3人家族の間取り

基本は2LDK=LDKと個室2つ。
子供と一緒に寝る期間は、余った部屋は書斎やフリースペースとして利用する方が多いです。
子供の成長に合わせて使い方が変化しますので、将来のことも考えて間取りをアレンジすることが重要になります。
考える上でヒントになる例をこれから挙げていきます。
まずは部屋別に考えていきましょう。

LDK


LDKは家族のコミュニケーションの場となるので、16畳程度の広さを確保することが望ましいです。
キッチンとリビングダイニングを分ける方法や、すべてワンルームとして対面キッチンやアイランドキッチンにするのも良いです。

好みや理想のイメージをここでは実現しましょう。
自分の理想とするイメージ写真を用意しておくと設計士との打ち合わせに有効です。

夫婦の寝室


寝室を分けることも考える。仲が悪くなることを考える必要もないのですが、長いスパンで検討しましょう。
寝室は一つでも、書斎やワークスペースの個室またはウォークインクローゼットを隣接すると便利です。

子供室


6畳の広さが一般的ですが、ロフト風ベッドにするなど工夫すれば3畳から可能です。
広いに越したことはありませんが、デメリットもあります。
広いとだんだんモノが増えて、乱雑な部屋となる。
整理整頓の習慣がつきにくい。
居心地の良い部屋となり、部屋にいることが増えて家族とコミュニケーションが少なくなる。
また、子供を増やすことを考えている場合、大きめの部屋を一つ用意して、増えたら間仕切りをつくることも考えておくと良いでしょう
その場合、窓の位置やコンセント・照明の位置分けた時を想定した配置としておきましょう。

全体の間取りの実施例を参考として紹介します。

スモールハウス


25坪ぐらいの2階建、コンパクトで快適な床座のある家。3LDKも可能です。
限られた空間を有効活用すれば小さな家でも快適になります。
床座という和モダンを取り入れたデザインにした例です。

スキップフロアの家


階段の踊り場を広くしてフリースペースにしたスキップフロア型の家です。
1階の2階の間に1.5階があるイメージ。
フリースペースはワーキングスペースとして勉強や趣味・裁縫など家族みんなで自由に使えるようにします。
LDKを見下ろす位置にあるので、家族のコミュニケーションも育まれますしお洒落で魅力ある空間になります。。
下のスペースは天井が低い隠れ家的な子供の遊び場にできますし、将来子供が成長したら、ファミリークローゼットにも利用でき無駄のない間取りとなります。

家事収納の家


家事動線を考慮して使いやすい間取りとし、豊富な収納スペースを確保した家です。
主婦の意見をふんだんに取り入れた、機能的な間取りとしてます。
玄関脇には土間収納、キッチンの奥には家事コーナーを設けるなど奥様目線としています。
階段を上がった2階の共用部にはファミリーコーナーとして、長いカウンターテーブルを設置。
親子で趣味を楽しんだり、勉強したりできるゆったりとしたスペースを設けました。
ですから毎日が楽しくなるような、やさしくナチュラルなデザインに仕上げました。

ガレージのある家


車好きを満足させるインダストリアルなデザイン。
いつでもリビングから愛車やバイクを眺めることができるビルトインガレージのある家です。
お父さんが休日も家にいて何かをしている家は、家族団らんのハッピーな家になります。
休日はお父さんがドライブやキャンプに連れて行ってくれるはず。

中庭のある家


中庭があると広い敷地の家ではないのかと思う方もいるかもしれません。
中庭はライトコートとして3方向に光を広げられるので、狭小地でも明るく快適な住まいを実現できる手法です。
写真の事例は、2階に外からの視線を遮りプライバシーに配慮したルーフバルコニーとLDKをつなげて配置することで、広々とした開放的な空間としました。
ルーフバルコニーはアウトドアリビングとしてバーベキューやミニキャンプも楽しめます。

補足

弊社では上記のコンセプトの家をシリーズとして用意しております。

近々カルフォルニアスタイルのサーファーズハウスをイメージした家も追加します。

今後ホームページに掲載していきますので乞うご期待!!

メッセージ

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