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セルフビルドで屋根や外壁を作るのは難しい?

作業における注意点とは

最近ではDIYが流行っていることもあり、自分の手で家を建てる「セルフビルド」に取り組む人が増えています。完成までには多くの行程がありますが、中でも屋根や外壁に関しては「素人にできるのだろうか」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。 今回は、屋根と外壁を作る際の作業の注意点について詳しくお伝えします。

1. セルフビルドで屋根や外壁を作る際の注意点

セルフビルドで家を建てるとき、とくに屋根と外壁を作る際には細心の注意が必要になるでしょう。なぜなら高い所での作業が多いため、常に危険が伴うからです。しかしどのようなリスクがあるのかを事前に確認しておけば、しっかりと下準備ができるでしょう。
セルフビルドは個人では難しいと思われがちで、本当にできるのだろうかと不安に思う方も多いでしょう。セルフビルドで屋根や外壁を作る際の注意点について、詳しくご紹介します。

1-1. 高所での作業には危険が伴う

屋根や外壁を作る際には、高い場所での作業が多くなります。作業そのものは難しくなくても「どうやって高所に安全に行き来できるようにするか」を確保するのは重要なポイントです。労働安全衛生法令によって「地上2メートル以上での高さの場所で行われる作業」が高所作業であると定められており、事故やケガのリスクに関して万全の安全対策を取ることが必要とされています。
高所作業ではプロであっても事故や怪我のリスクがありますので、個人が行うセルフビルドであればより徹底して安全対策を行う必要があるでしょう。万が一の事故の際に対応できるよう一人での作業を避ける、ヘルメットや滑り止め付きの靴を使用する、安全ベルトやロープを準備しておくなど、事前に起こり得る危険を予測しながら行動することが重要です。
また高い所で細かい作業を安全かつ丁寧に行うためには、はしごや脚立だけでは不十分です。最初の準備にコストと時間がかかりますが、しっかりとした足場を組んでおけば、その後の作業効率がぐっと上がるでしょう。最近では足場のレンタルを行っている業者も多いですので、調べて利用してみるのもよい方法です。

1-2. 資材の運搬はかなりの重労働

セルフビルドで一番大変な作業は、やはり資材を運ぶことではないでしょうか。家を建てる立地によっては、道幅や舗装状況などから資材運搬用の車両が使えるかどうかを確認しなければなりません。一般的に建築資材の運搬には大きなトレーラーなどが使われますので、充分な広さのスペースが敷地内にない場合は二次輸送の手配なども考える必要があるでしょう。
また長い角材やコンパネなど、建築資材には重たいものが多く含まれています。とくに屋根や外壁を作る際にはそれらをさらに高い場所まで上げる必要があるので、複数人でなければ安全に作業することは難しいでしょう。力や体力が必要とされる重労働でもありますので、高齢者や女性にとっては負担が大きく不安に思う方が多いかもしれません。
資材の運搬は、一人で無理をすると思わぬ事故や怪我のリスクが高まります。このため屋根や外壁を仕上げる作業の際には、周囲の人に前もって声をかけて手伝ってくれる人を確保することが大切です。

1-3. 一人でできることの範囲を見極める

自分一人の力で家を建てるのはとても素敵なことですが、完成までにはたくさんの工程をこなさなければなりません。中には専門知識が必要だったり第三者の手を借りなければ難しかったりする作業もあるので、前もってしっかりと計画を練り、いつどのタイミングで助けが必要になるのかを把握しておきましょう。
たとえば内装や資材のカット、床を貼る作業であれば一人でも比較的簡単に取り組めますが、運搬や高所作業になると複数人での作業が不可欠です。危険回避や効率アップの点からも、できることとできないことをリストアップして明確化しておくのがよいでしょう。

2. ハーフビルドで負担が減らせる

すべての工程を自分で行うことを「セルフビルド」と言いますが、それに対して危険が伴うような作業や難しい技術が必要とされる作業をプロに任せ、残りを自らの手で仕上げるのが「ハーフビルド」とされています。
基礎工事や屋根・外壁工事は、雨漏りや耐震など家の構造的問題にかかわる重要な部分です。また危険と隣り合わせになる作業でもありますので、どうしても無理だと感じた場合は専門業者に相談してください。建築において個人では難しいとされる部分をプロに任せるだけで、きっと多くの不安が解消されることでしょう。
ハーフビルドでは、主に内装を自身で手掛けることになります。この作業は、万が一失敗したとしても日常生活に差し障りが出るような重大な欠陥に繋がりにくい部分です。このため「専門知識がないから自信がない」「素人にできるのだろうか」とセルフビルドに踏み切れずに迷われている方でも、安心して取り組めるのです。

3. まとめ

日本で人気が高まっているセルフビルドは、自らの手で思い通りの家を建てるという達成感が、多くの人の心をつかんでいます。ただ建築の中でも屋根と外壁は高所作業となり危険が伴うので、事前の安全対策が欠かせません。 知識やスキルに自信がないという方は、危険な作業や専門知識の必要な難しい作業はプロに任せて、内装などを自分たちで完成させる「ハーフビルド」がおすすめです。 「株式会社ビルドサポート圏央」では、セルフビルドを可能にする様々なお手伝いをしております。建築工程でプロのサポートが必要なときは、いつでもお気軽にご相談ください。

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