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セルフビルドにはどのくらいの期間が必要?

一般的な事例をご紹介します

家づくりには非常に多くの時間が必要となります。建築のプロではないセルフビルドならなおさらです。 今回は、セルフビルドでの家づくりにどのくらい期間が必要なのか、一般的な事例についてご紹介します。工期を短くするためのポイントもご紹介していますので、セルフビルドをお考えの方はぜひこの記事を参考になさってください。

1. セルフビルドでの家づくりにかかる期間

セルフビルドでどの程度家づくりに時間がかかるのか、ハーフビルドの場合も含めて確認していきましょう。

1-1. ハーフビルドの場合はおよそ1年弱

セルフビルドは自分主体で家づくりを行うという点で大変魅力的ですが、決して少なくない体力と時間を費やす必要があることが難点です。そのため「完成までに一体どのくらい期間を見積もっておけばいいのかわからない」とお悩みの方が多くいらっしゃいます。
セルフビルドはどの程度自分自身で作業を行うのか、どこから外部業者に委託するかで完成までに必要な期間は大きく異なります。ここでは、セルフビルドのなかでも比較的軽度な内装など、一部分だけを自分たちで担う「ハーフビルド」の場合を想定してお話していきます。
ハーフビルドの場合、トータルで必要な期間は1年弱が目安です。それでは、ハーフビルドでの家づくりを一年弱で終わらせるためにはどういった条件、環境が前提となるのでしょうか。

1-2. どの程度の時間と人を充てられるか

夫婦2人でハーフビルドに挑戦する場合、床面積27坪程度だと1年前後で完成させられる方が多いです。この場合、毎週末に2人で作業を行い、平日の半分もどちらか1人が作業を進めます。長期休みも作業に充てるとより工期は短くなります。

1-3. 施工内容

ハーフビルドで家を約1年間で完成させるためには、自分たちで行う作業を内装全般に関わる部分に限定するのが現実的です。建物の基本性能を高く保つためという点でも、耐久性に致命的な影響のある構造部分はプロにお願いするという方がほとんどです。ご自分で行うのはそのほかの部分、たとえば断熱材や石膏ボードの取り扱い、床のフローリングやタイルの貼り付け、壁の左官塗といった作業が挙げられます。
とはいえ、セルフビルドには明確な終わりがありません。一年が経って建物が完成した後も、住みながらタイルを貼ったり、ウッドデッキを製作したりと細く長くカスタマイズを楽しめます。

2. 契約してからセルフビルドに取りかかるまで

ここからは、契約してからセルフビルドに取り掛かるまでの流れと期間を確認していきましょう。

2-1. 契約からハーフビルド開始までは約4ヶ月間

ハーフビルドの場合、実際にハーフビルドを開始できるようになるのは引き渡しの後です。契約からこの引き渡しにまでにかかる期間は業者によってまちまちですが、一般的にはおおよそ4ヶ月前後かかります。それでは契約から引き渡しまでの4ヶ月間に、一体何が行われているのでしょうか。

2-2. 引き渡しまでの流れ

段階を追って一般的な流れを説明していきます。まず、業者に赴いて要望や予算、建築予定地の現地調査結果を基に、設計士と打ち合わせを行います。
この時に、どの程度の作業量をセルフビルドで行うか、使いたい資材はあるか、どの部分を外部業者に委託するのかなどを明確にして見積書を作成します。見積もりに納得がいったら仮契約を行い、実際の現場で工事が本格的に始まります。ここまでが約1ヶ月ほどです。
次に、建築予定地に地縄を張って位置を定め、第三者機関検査による地盤調査を行います。ボーリング調査で地盤が十分頑強かどうかを確認したら、工事現場に仮設の電気やトイレを設置して工事のための下準備が完成です。建築確認申請に許可がおりたら地鎮祭を行い、ようやく基礎工事が始まります。この段階に約1ヶ月半が必要です。
ハーフビルドの場合はこの先も1ヶ月半ほど専門家による仕事が続きます。給水管・排水管の設置、仮設足場、屋根、外壁、内部階段、電気配線などの工事を経て、ようやくハーフビルドを開始するための引き渡しが行われます。これが契約からハーフビルド開始までに必要な4ヶ月間の流れです。

3. セルフビルドにかかる期間はさまざまな要因で前後する

ここまで、ハーフビルドに必要な期間は1年弱と説明してきましたが、実際のセルフビルドではさまざまな要因によって工期が変動します。
たとえば、家の規模です。敷地面積はもちろん、二階建てか平屋かでも工期に大きく差が出ます。二階建てでは内装が単純に二倍になり、材料の上げ下ろしにかかる負担も増加します。
人に関していえば、何人で作業をするのか、作業従事者が老夫婦なのか、手のかかる子どもがいるのか、手伝ってくれる友人知人がいるのかといった事情も鑑みる必要があります。携わる人数は多ければ多いほど労力が軽く、作業効率も上がるでしょう。
他にもセルフビルドの場合は、どこまで外部業者に委託するのかでも大きな違いがでます。基礎工事や電気の配線を経験豊富なプロにおまかせすればぐっと工期は縮まりますし、パネルや金物、間柱の加工をプロにまかせてプレカットしておくことで現場の負担を軽くすることが可能です。工期短縮を希望する場合には、適度にプロの手をかりることをおすすめします。

4. セルフビルドをもし途中であきらめたくなったら

ここまで説明してきたように、セルフビルドには時間も体力も必要です。ただ、長い期間家づくりに従事していくうえで、途中で環境が変わって思うように時間が取れなくなる方や、疲れてしまった、怪我をしてしまって続けられないという方も出てくるかと思います。
しかしながら、途中で断念したくなったからといって家づくりを放り出すわけにいきません。セルフビルドをあきらめざるをえない場合にその先をフォローしてくれるかどうか、あらかじめ施工業者を決める際に確認しておくことが必要です。
具体的には、作業中にどの程度補助的な手伝いをお願いできるのか、セルフビルドを断念する場合にその先すべてを引き受けてくれるのか、その際にどの程度料金がかかるのか、といった項目を確かめておきましょう。

5. まとめ

今回は、セルフビルドでの家づくりに必要な期間について一般的な事例を紹介しました。「株式会社ビルドサポート圏央」では、DIYの範囲を自由に変更可能です。ご自分の体力や使える時間に合わせて無理なくセルフビルドを楽しめるよう一緒に検討してまいりますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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